主要監督紹介と
作品一覧




[ここで紹介するタイ映画監督]

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チュート・ソンスィー

ウィチット・クナーウット

ピアック・ポースター

チャトリ・チャラーム・ユーコン

ユッタナー・ムクダーサニット

マノップ・ウドムデート

ルット・ロンナポップ

バンディット・リッタコン

スラティー・パータム

バンチョン・コーサラワット

ジャズ・サイアム



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[チュート・ソンスィー]

伝統的な影絵芝居の美術担当を経て、1966年に監督デビューした。
タイに於いて既に失われつつあるモラルを叙情的に再現する方向で創作する巨匠。 どの作品も「伝統を忘れるな」というメッセージが貫かれている。 また、近代化する前のタイを映像化する事というテーマを持っている。 そのほとんどがタイの農村やアユタヤ時代の地方等を舞台としている。 やや未開な場所(時代)を背景に、人間の本性の爆発力を表現した作品が多く、 それは男女の恋愛、愛国心を問わず、瀬戸際での人間像が共感を呼んでいる。
タイ映画史上最高の興行収入(「アナザー・ワールド」による)をあげたヒットメーカーでもある。 自らの製作会社であるチュートチャイ・プロダクションを持ち、製作や脚本を兼ねることが多い。
なお、彼の作品のクレジットタイトルに登場する白い象は、タイ王室で飼育されている神聖な象で、 映画を通じてタイの民族的情操を良く表現した功績によってタイ王室から特別にこの象を撮影することを 許可されたものである。
作 品 名 製作年 備 考
ノーラ 1966 初監督作品。16mm作品。原作はトム・タート
リー(チュートのペンネーム)
メーカラー 1967 16mm作品。主演:ソムバット・メータニー
パワナー・チャナチット
オークトラニー 1968 16mm作品。主演:ソムバット・メータニー、
ソーパー・サタポーン
嘆きの王 1969 16mm作品。「悲曲」のタイトルでも知られる
ランプー 1970 16mm作品。主演:ソムバット・メータニー、
ペッチャラー・チャオワラート
心の闇 1970 16mm作品。原題「コーン・チャイ・ボート」。
日曜仏教基金の為に製作された。
やさ男 1971 16mm作品。トムヤンティーの小説を原作とする
喜劇である。
1973 初の35mm作品。カノックレーカーの小説を原作
とする。
プレイボーイ 1975 カノックレーカーの原案に依る喜劇
傷あと 1977 1930年代のバンコク近郊。精霊をまつる大きな
サイの木に愛を誓った若い男女の悲恋の物語。
タイ映画として初めて国外映画祭でグランプリを
受賞した。(1981年、ナント)
スパンの血 1980 スパンはスパンブリーの略。アユタヤ時代の地方
が舞台。軍隊の出陣場面では画面分割で物量を強
調する新しい手法を取り入れた。
やさ男(リメイク) 1981 主演:ソムバット・メータニー、
ナオワラット・ユッタナン
プエンとパエン 1983 「傷あと」と同じく、1930年代のタイ南部の
水田地帯を舞台とした悲恋物語である。
深海の宝石 1987 1930年代頃のタイ湾に浮かぶ小島が舞台。「傷あ
と」に通じる部分もある。主役のソーラポン・チ
ャトリーは、70年代からスターであり続ける2
枚目俳優。カティン役の女優シンチャイ・ホンタ
イも人気女優。
アナザー・ワールド 1990 チュートの世界観が集大成されたような作品。女
子大生メニーが百年目の過去と現在との往復を重
ねた末に過去(前世)で生きることを選ぶ。原作
者トムヤンティーは「メナムの残照」の作者でも
ある。メニー役の女優はチャンチラー・チューチ
ェーン。大ヒットロングランとなった作品である。
生命の樹 1992 オムニバス「サザンウィンズ」第3話。精霊の宿
る樹にまつわる短編。汎アジア的宇宙観を体現。
ムアンとリット 1994 男尊女卑が普通だったラーマ四世時代にたった一
人で伝統習慣に立ち向かい、好きな男性と寄り添
う為に闘った最初の女性の物語。チンタラー・ス
カパット主演。ファイブスタープロダクションと
の合作。
孔雀の家 1995 プラナーイという青年がある日 アユタヤの森
で一人の女性に出会う事から始まる不思議な世
界。昔と今の両方の文化を描いて、価値観の異な
る文化間に生じる問題と、それをどう乗り越えて
いくかを示す作品。NHK共同製作。

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[ウィチット・クナーウット]

新聞記者、脚本家等を経て、1954年に監督デビューした大ベテラン。 若い頃にはアーカード・ダムグーンの「人生劇」を読んで作家を志した。 夫人や息子も映画界で働く映画一族である。
作 品 名 製作年 備 考
ソーリー族の山 1954 監督デビュー作品。
とこしえ 1955
愛の季節 1955
嫉妬深い愛 1956
心の願い 1956
盗人の手 1960
血と愛 1963
天国の瞳 1964
バンコクの恋 1966
ひび割れた月 1966
美しい娘 1967
鋭利すぎる 1967
砂を崩す水 1973
愛の神の森 1977
本妻 1978 ある夫婦とその間に割って入ろうとする女性の
話。全体の1/3は日本(東京)ロケによる。
BGMに「湯島の白梅」「柔」等が使われた。
山の民 1979 綿密な調査を基にミャンマー国境近くの山岳民族
を描いた大作。日本語字幕付ビデオが発売されて
いる。
東北タイの子 1982 東北タイの貧困地域の村人が雨期を待つ数ヶ月間
をいかに過ごしたかを叙情詩的に描く傑作。
日本語字幕付ビデオソフトが発売されている。
ブンロードという名の女 1985 米軍基地を舞台にアメリカ人と結婚するタイ人女
性の話。「ミイア・チャオ(借り妻)」という当
時流行した売春形態が登場する。

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[ピアック・ポースター]

本名:ソムブーンスク・ニヨムシリ。様々な映画館専属の映画ポスター画家を経て1959年に自らの会社を設立。 1970年に監督デビュー。タイ映画製作者協会会長も務めた。
作 品 名 製作年 備 考
トーン 1970 初監督作品
運命 1971
浮気 1972
サミン山 1973
愛しい友 1974
心の約束 1975
幻覚 1975
生み捨てられた子供達 1975
混乱 1976
夜叉の影 1977
慌ただしい恋 1978
大騒ぎ 1979
ダイアモンド 1980
ゴ・パー/悲恋の森 1980 チュラロンコーン王(ラーマ5世・在位1868〜
1910)の原作として有名な戯曲の映画化。マレイ
半島の山地民サカイ族の男女と南タイのパッタル
ン地方を統括していた貴族との三角関係を扱った
悲恋の物語である。
娘婿のカイ 1981
かしまし叔父さん 1981
セクシー叔母さん 1982
歓楽の世代 1984
絵の裏 1985
幸運なゲーム 1986
ドゥアンチャイの愛 1986
サラシン橋心中 1987 実話を基にした悲劇の恋愛物語。サラシン橋とは
タイ本土とプーケット島を結ぶ橋の名。 チンタラ
ー・スカパット主演。
日本語字幕付ビデオソフトが発売されている。
絵具と石膏 1988
続・絵具と石膏 1988
楽器の演奏 1989
ビン・レーク 1995 若き旅客機乗務員たちの青春コメディー。

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[チャトリ・チャラーム・ユーコン]

王族一門の出身であることからプリンス・チャトリとも呼ばれる。 米国で地質学、映画学を学び、コッポラ、ポランスキー等と知り合う。 帰国後、TVドラマの演出を経て1972年に映画監督デビュー。 自らの映画製作会社であるプロミット・プロダクションにて社会派の製作を中心に活動している。
王族出身ではあるが、タイ社会への鋭い批判を込めた作品を通して、 映画としての楽しみと社会問題への問題提起を行う、という姿勢が伺える。
作 品 名 製作年 備 考
闇と共に来た男 1972 初監督作品
彼の名はカーン 1973
ホテルの天使 1974 チェンマイの農村の娘が男に騙されてバンコクで
売春婦として売り飛ばされるが、何とか立ち直ろ
うとする姿を描いた作品。売春問題を正面から取
り上げたのはこれが最初と言われている。
最後の愛 1974
中佐にはなりたくない 1974
モデルのマハパイ 1975
歩く神 1976
タクシードライバー 1977 バンコクのスラムに暮らす東北タイ出身者と新し
い都会人の典型である華僑資本家との闘い。東北
タイのラオス語の部分には字幕が入る。この作品
以前にはイサーン(東北タイ)出身者が主役にな
ることは考えられなかった。それまでのタイ映画
に対して新しい形を生み出した作品である。
欲情 1978
ウカーファールアン 1979
まだ私を愛しているなら 1981 山田洋次監督の「幸せの黄色いハンカチ」の翻案
作品。設定がタイ風に変えられている。(*1)
殺し屋 1983
狩猟部隊123 1984
トンプーン・コクポーの自
由(続・タクシードライバ
ー)
1984 刑務所を出所したトンプーンのその後が描かれ
る。このシリーズは第4部まで計画されている
教師ソムスィー(墜ちた天
使)
1986
象使い 1990 森林から切り出された木材を象を使って運搬する
主人公ブンソンは、機械の導入と急ピッチの森林
破壊に追われて非合法な仕事をするようになり、
やがて命の危険にもさらされる。自然破壊が人間
破壊をもたらすことを警告した、痛烈な警鐘とい
える作品。
チャオプラヤーの詩(義妹) 1991 パッタマワン・カオムーンカディー主演。チャオ
プラヤー河に浮かぶ砂利運搬船を舞台にしたこの
作品で、彼女は幼いながらも生活に疲れた妹夫婦
と訪れる危機を冷静に眺めつつ、自らを取り巻く
過酷な環境と単純な日常を大らかに受け止める役
を演じている。
サルウィン 19?? ミャンマーの少数民族カレンのゲリラ組織が活動
するタイ西部国境地帯を舞台した映画。
パウダーロード 19?? タイ北部の麻薬生産地域で、日本人が失跡したと
いう設定の作品。
シア・ダイ 1995 十代少女たちの麻薬中毒への転落と脱出をテーマ
にした映画。タイ映画史上最高の興収をあげた。

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[ユッタナー・ムクダーサニット]
プリンス・チャトリやチュート・ソンスィー監督の助監督を務めた後、1978年に監督デビュー。 チュート・ソンスィーとは対照的に一作毎にスタイルが変わる”実験派”である。
常に映像の新しい形式に挑戦する旺盛な実験精神とタイ社会が抱える諸問題についてその都度問題提起を行うある種のジャーナリスティックな求心性を持つ。 映像の様々な可能性と己との距離を常に意識しつつ変貌を重ねてゆく。 国内よりも国外の舞台で脚光を浴びることが多い。
作 品 名 製作年 備 考
バー21の天使 1978 初監督作品。70年代後半に登場した一連の社会
派映画の典型。痛烈な体制批判を含み、タイ語の
ミュージカルにも挑戦した。映画の舞台はパッポ
ン通り。
地獄の業火 1980
工場の天使 1981
金、金、金 1983
ナンプーは死んだ 1984 作家でもあったスワンニー・スコンターが麻薬禍
で死んだ息子を悼んで書いたノンフィクションの
映画化。スラサワディー賞2部門受賞。
蝶と花 1985 貧しさの中で逞しく生きる少年少女達を描いた作
品。マレーシア国境近くの南タイが舞台。1986
年のハワイ国際映画祭で最優秀作品賞受賞。日本
語字幕付きビデオソフトが発売されている。
赤い屋根 1987 精神病院を舞台にしたファルス劇。訳の分からな
いままバンコクの精神病院に収容された主人公ト
ーンディを中心に少女アーライとの友情や院長ら
病院側とのドタバタ騒動を描く。トンチャイ・メ
ークインタイとチンタラー・スカパットがコンビ
で出演。
勇者の道 1991 タイ映画史上最高の制作費を投入したコスチュー
ムプレイで、北部山岳民族間の抗争を叙事詩的に
描いている。登場する山岳民族は架空のもの。外
国人にはエキゾチックなステレオタイプとして映
るが、タイ人ににとってはリアリティ不足だった
と言われている。
メナムの残照 1995 トムヤンティ原作の有名な小説の3度目の映画化
作品。日本軍将校小堀をトンチャイ・メークイン
タイが演じている。

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[マノップ・ウドムデート]

26歳でタイ・カトリック協議会映像部製作による「社会の周辺で」を撮る。 その後プーンサップ・プロダクションで活動、新進のヒットメーカーとして注目されている。 正統社会派映画の騎手である。 タイ人の映画に嗜好を変えるべく(タイ人の精神のあり方へのアクション)、 様々な試行を行っている。
作 品 名 製作年 備 考
社会の周辺で 1981 労働・農民運動の紆余曲折と日常的な暗殺・テロ
というタイの忌むべき政治風土を自らの暗殺の危
険を犯して真正面から描いた。16mm作品。
告訴 1985 35m初作品。夫の浮気に対して妻が訴訟を起こ
し、舞台は法廷へ。
一度でたくさん 1987 都会のOLのレイプ事件とその裁判のプロセスを
描く中でタイ社会の男女差別にとどまらず、タイ
人の精神に潜む病理を描く。シンチャイ・ホンタ
イ主演。
薄い骸骨は長生きし、厚い
骸骨は先に死ぬ
1991 タイ南部の田舎を舞台に一人の悪い女と二人の悪
い男による金目当ての騙し合い。タイトルは「あ
まり策略をめぐらしすぎると失敗して早死にす
る。」という意味。

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[ルット・ロンナポップ]

1932年、ナコーンスィータマラート県出身。 技術系短大を卒業後に俳優として活動した後で、監督となった。
作 品 名 製作年 備 考
美人のプートン 1971
プーカドン山 1971
愛の毒 1973
輝く金 1973
先生への愛 1974
地獄島 1975
私を忘れないで 1975
貞操 1976
傲慢な奴 1977
素敵な女 1978
明日では遅い 1979
サイトーン村 1979
サワンウォンの話 1979
ポラドック嬢 1980
1981
アノンの嫁 1982
三人の女 1983
欲望 1984
ネックレス 1985
正妻 1986
魅惑の炎 1987
メナムの残照 1988 女流作家トムヤンティの有名な小説の映画化作
品。太平洋戦争中の日本軍将校小堀と美しいタ
人娘アンスマリンの恋物語。主演はチンタラー
スカパット。
日本語字幕付ビデオソフト発売中
彼の名はカーン 1989
明日は君が好き 1989
欲望の火 1990 パソーン・ブンヤキアット主演。スラサワディー
賞・主演女優賞受賞。

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[バンディット・リッタコン]

1951年アユタヤ県生まれ。広告業、雑誌記者、映画評論家を経て1983年に監督デビュー。
コメディー映画「ブンチュー」シリーズの演出者として有名。 エンターテイメントと社会問題うまく融合させて様々なジャンルの作品に挑戦するヒットメーカー。 洗練されたセンスが欧米の映画にもひけを取らない完成度の高い作品を生み出している。
作 品 名 製作年 備 考
ローカルファイター 1983 初監督作品
プロフェッショナル 1984
バーダーン村の善人 1985
忙しいカップル 1986
裏庭の知識人 1986
子孫 1987 タイ王室の物語。
ブンチュー Part1 1988 サンティスク・プロムシリ&チンタラー・スカパ
ット主演の青春コメディー映画。青年ブンチュー
(サンティスク)と愉快な仲間たち。
シリーズ第1作
ブンチュー Part2 1989 シリーズ第2作
ブンチュー Part3 19?? シリーズ第3作
ブンチュー Part4 19?? シリーズ第4作
ブンチュー Part5 1990 シリーズ第5作
クラスメイト 1990 チンタラー・スカパット主演。バンコクの性風俗
を告発するジャーナリストと青春群像。
第5回東京国際映画祭出品。
日本語字幕付ビデオソフトが発売されている。
ブンチュー Part6 1991 シリーズ第6作
恋する年頃(ミス・ユー) 1992 学園コメディードラマ。
迷えるハンター 1992
ブンチュー Part7 19?? シリーズ第7作
ワンス・アポン・ア・タイ
1995 日本初公開時は「ある時一度」の題名で。チンタ
ラー・スカパット主演。バンコクの中流家庭を襲
った事件、そして家庭の崩壊と再生を感動的に描
く。日本語字幕付ビデオソフト発売中

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[スラティー・パータム]

タイの社会変革を政治を通して行おうと志し、二度選挙に出馬したが、 腐敗した選挙制度のもとで二度とも落選し、ついにこれを断念して映画製作に転身した、 という人物である。
作品には東北タイの農村地帯を舞台にしたものが多い。
作 品 名 製作年 備 考
田舎の教師(せんせい) 1978 バンコクの大学を卒業したエリートの若者が東北
タイの田舎の小学校の教師となり、貧しい教育環
境の中で子供たちに生活的な実践教育を行う姿を
描いた作品。シンプルな物語性とドラマ構造を持
ち、牧歌的なユーモアと清々しい人間主義の主張
を表現している。多くのタイ人が感動した。
狂犬沼
山の教師

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[バンチョン・コーサラワット]

1943年生まれ。60年代末に米国で映画を学ぶ。学生時代より映画を製作し、 ドキュメンタリーやテレビ番組の製作にも携わる。 ハリウッド映画文法を消化した上で独自のスタイルを確立している。 タマサート大学では映画学の講師を務める。 彼の作品が製作されたプーンサップ・プロダクションは、 新聞の社会面から題材を取り上げる事で知られるが、 既に倒産している。(「リングの〜」は完全なフィクションである)
作 品 名 製作年 備 考
ヌァンチャウィー
愛の炎
1984 監督デビュー作。1959年に起きた有名な殺人事
件を基に、人名、場所等をそのまま再現した。主
演はシンチャイ・ホンタイ。スラサワディー賞3
部門受賞。
リングの獅子カムシン 1986 タイ式ボクシングの若きボクサーのサクセス・ス
トーリーを綴っている。第31回アジア太平洋映
画祭(ソウル)で1部門受賞。

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[ジャズ・サイアム]

バンコク出身。広告会社経営の後、映画興行の仕事で香港、日本等を飛び回る。 1976年に監督デビュー。
作 品 名 製作年 備 考
四つの危機 1976 初監督作品。
心臓ドキドキ 1977
朝に咲く花 1978
アリラン 1979
復讐を愛す 1980
永遠の女 1981
カンラパンハー 1983
忠義の言葉 1984
二兄弟 1985
嫉妬 1986
親戚 1987
恋よ・・・来たよ 1988
神のシルエット 1989 村に伝わる神聖な熔樹を斧で傷つけた途端にトラ
ンス状態に陥り、霊媒師となって徐々に権力を手
中に収めてゆく一青年の姿をドラマティックに描
く。サンティスク&チンタラーのコンビが主演。
スラサワディー賞4部門受賞。
1990 サバンガー・ウィンソーパー主演。都会の男との
恋を振り切り、山村の教師としての道を選択する
女性の物語。

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